他人の問題と家庭の問題との区別がつかない母
「隣の○○さんは、家庭が崩壊して収入がなくて・・・」
母との日常会話である。
僕は、こうして他人の不幸な話を日常的に話すのが普通だと高校卒業まで思っていた。
大学に入学して、あれおかしい??
と思った時にはもう遅く、人と何を話題にして話したらいいのかわからなくなってしまった。
話ができるのが同じく自分と不健康な考えを持っている人ばかりであり(ここのところは必ずしも悪いことではないと今では思う)、不健康な人とばかり関わるようになってしまった。
ただ、ここの不健康なかんがえを持つ人ばかりと関わることになったというのは、必ずしも悪いことではないと思うようになっている。
人間、24年も生きれば周囲の人全てが必ずしも順風満帆で失敗のない人生ではないということに気がつく。
だとすれば、人の不健康さが分かるというのは悪いことではないと最近は思う。